法律上の不動産としての土地には,地面だけでなく,一定の範囲の空中も含まれます。ただし,空中の範囲は際限がありません。そこで,不動産としての土地が包含する空中は,社会通念上,その土地利用に必要となる範囲に限られると解されています。